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カメラ購入と写真再開

大学生の頃、私は2年間だけ写真部に所属していた。以前から音楽はやっていたので吹奏楽部や管弦楽部への道はあったし、ホルン奏者という過去があったので「ホルン吹き」としてどうか?というお話はありがたい事に何度もあった。

しかしなぜか写真部を選んでしまった。私はその頃写真の経験はなし。自分のカメラすら所持していなかった。それでも写真を撮る、自分で撮ったものを現像しプリントする、そんな作業を一生に一度くらいはやってみたかった。あとは私自身が見てきれいだ、おもしろい、と思ったものを何か形に残せたら、そう思ったのもある。

当時絵は多少描くことができたが水彩画止まりで油絵には興味なし、絵も間違っても上手とは言えず、思い通りに描けない事ばかりだった。それ以外の造形などは大の苦手で、中学時代は美術の時間となると他人が理解に苦しむものばかり作りクラスメイトに大爆笑される事もしばしば、こちらは一生懸命作っているのに笑われたりするのだからたまったものではない。描いた絵の視点が面白いからとか、作ったものがあまりに面白いからとクラス推薦を受けて市の作品展に出品されてしまった時はもう呆然とするしかなかった…。今思うとそれはイジメだったのではないかとすら思っている…。

写真の場合、美術が苦手でも何とかなるだろうな、という思いがあった。見たままそのまま写真に表現できるのだから、そう思っていた。私にとっては冒険だった。

ところがどっこい、いざ写真をやってみたらそんな簡単なものではなかった。素晴らしい写真は思いつきで撮られたものではなく、露出やシャッタースピードも計算されて撮られたもの。カメラの構造がわかってなければ思ったとおりの写真など撮れるわけない。しまった!考えが甘かった…と思ったのも事実だった。

必死にない知恵絞って考えながら写真を撮ってもろくなものしか撮れない。しかしあまり深く物事を考えないで撮っているうち、ツボにはまる写真がたまに撮れることがあった。それが面白くて写真を撮っていた。自分の好きなものを好きなように撮ってればそれでいいや、そんな感じで暗室作業も苦にならず、2年間何とか写真を撮ってきた。

大学3年になった途端、もともと所属していた教職課程以外でも専門職の課程の勉強を始めた私には部活を続けていく時間がなくなってしまっていた。3年生になっても月曜から土曜まで毎日4コマの授業が入り、レポート、自主課題に追われるようになってしまったのだ。ここで部活を退部することになった。

ただ退部後も写真は続けて撮っていた。暗室作業はもうさすがに自分ではやらなかったが、入部してすぐ購入した一眼レフのカメラでたくさんの写真を撮って楽しんでいた。しかし当時ネガフィルムで写真を撮ると驚くほどお金がかかり、就職したと同時に一眼レフで写真を撮ることから遠ざかってしまった。

しかし職場に入ってからも写真を撮るのは好きだったのと、「タピアンの撮った写真はおもしろい」という話が広まり、会社に入ってからしばらくのマメの時期は行事があるたび幹事とカメラマンを押し付けられやらされていた。

その後写真から遠ざかっているうち、学生時代に購入したカメラが電気系統の故障で壊れてしまい、写真を撮る手段をなくした。

ところがその後デジカメの普及で再度写真を撮る事を始めた私だった。小型のデジカメを持ち歩いて、いいなと思ったものや人、動物などを「パシャ」。写真を撮ってもフィルムを使っていた時代に比べてお金がかからない。大失敗してもコマが消せる。撮影したときのデータが残る。現像しなくてもデータが残せ、自宅でプリントまでできてしまう。

そのうち小型のデジカメだけでは限界を感じるようになったが、当時はお給料を貯めてもデジタル一眼レフには全然手が届かなかった(ものすごい値段だったと記憶している)こともあり、中型のカメラを購入した。Canon Power Shot G3だ。中古で買ったが実は新古品だった。さらに購入したときにはなぜかオプションのコンバージョンレンズやアダプターなどとんでもないものがついていて定価をはるかに下回るお値段だった…。旅行の時の写真はこのカメラで撮られたものである。もうだいぶ前のカメラになるようだが、持ち歩きやすく、私にとっては扱いやすいカメラなので非常に重宝している。おそらく手放す事はないと思う。

そして最近になってやっとデジタルの一眼レフが入手しやすくなってきたのをいい事に購入を決意し、ついに入手した。Canon EOS Kiss Digital Nだ。ズームレンズ2本がついて半額の中古品。まだ説明書を読み始めたばかりで何の研究もしていないので撮影は始めていない(私はアホなので説明書を何度も読まないと機能が理解できない)が、これから少しずつ写真を撮って使い込んでいこうと思っている。

春は大好きな花の季節だ。花の写真から入っていこうかと思っていたりする。いい写真を撮ろうではなく、好きなものを撮ろう、から入っていこうと…。

そんな中、最近デジカメに興味を持ち始めた実家の両親が、私が使っている別の小型デジカメをほしがっている事がわかった。母など自分のデジカメを持っているが、旧型のものなので電池がすぐなくなり大変なのだとか。バッテリー充電型のカメラがほしいほしいといっているので、このブログにアップしている写真をメインで撮っているカメラを譲ろうと思っていたりする。

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数ある趣味のお話」カテゴリの記事

コメント

興味深いお話です。
デジタルになってから飛躍的に撮影枚数が増えました。
それだけに雑に撮っているような気もします。
どっちがいいのでしょうね。
私の場合、父がカメラ好きでしたので幼いころからカメラは身近にありました。
いつしかカメラを自然に持っているようになりました。
私の娘もその影響でカメラ好きです。

投稿: | 2008年3月16日 (日) 20時09分

こんにちは。
デジタル化によって、ずいぶん便利になりました。
我が家でも、デジタル一眼を買おうという話にはなってますが「先立つもの」がなくて踏み切ってません。
当分、7年もののデジカメでがんばります。

投稿: mizuho | 2008年3月17日 (月) 00時31分

♪お名前がわからないのですが、こんばんは。
私もデジタルカメラ使うようになってから写真撮影枚数は激増。ただおかしなものもあまり消さないのでCDにはたくさんのデータが…。
枚数が増えたとしてもおそらく雑には撮っていないと思うんですよ。チャンスをとらえやすくなったと思えばいいのではないかと思います。
親子代々カメラが好きだというのはいいですね。親の姿を見て子供もカメラが好き、なんて素敵ですよね。

♪mizuhoさん、こんばんは。
デジタルカメラが普及してから写真を撮るのが楽しく思えるようになりました。以前はケチだったのでフィルム代、現像代を考えると頭痛がして、旅行に行ってもフィルムは3本しか使わないとか制限かけてました…。今はそんな事しません。
デジタル一眼レフもずいぶん安くなりました。私の場合入手したのは入門機でさらに中古品、定価の半額以下…。新品の予算だと何と交換レンズ数本にアクセサリーまで買えちゃうんです。使って使って使いまくってやろうと思っております。
ちなみに中型カメラも、アクセサリーまで全部中古で揃えたものなので友人は「どケチ」と言います…。しかも最近買ったものと兼用のアクセサリーもあるのでラッキーです。

投稿: タピアン | 2008年3月17日 (月) 21時02分

初めの投稿者、名前がありませんが、私のものでした。
うっかりで誠に失礼いたしました。

投稿: | 2008年8月21日 (木) 06時25分

森さん、こんばんは。
内容からしておそらく森さんであろうとは思っていましたが…もし違っていたらと思ったもので…大変失礼しました。

投稿: タピアン | 2008年8月21日 (木) 21時05分

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