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早春賦

今日は2月のフルートレッスン初回。

1月にフルートを再開してから自分でもはっきりわかるようになってきたが、以前はかなりふらついていた中音域部分が穏やかな音で安定して出せるようになった。「キーッ」という響きが出なくなってきたのだった。

しかし、Eを過ぎたあたりからやはり音が出にくくなる…というより何も意識しないで吹けばEは確実に出るのだが、「このあたりから苦手だなあ…。」という意識が先走ってしまい口が堅くなり、フルートを内側に向けてしまう。この後に私が一番苦手とする音F♯があったり、さらにどうしても指づかいを間違えがちなG♯などあったりするともうまともに音が出せなくなってしまうことが多いのだ…。指に気をとられ息の方向が変わったり、そこまできちんとできていたはずの呼吸法が狂ったり…。地道に練習していけば徐々にできるようにはなるのだと思いたいが…。

先生いわく、私の場合はまだ一つの音色しか出せていないそうだ。その音の出し方には問題はなく、方向としては間違ってもいないという。しかし圧力は弱めの音なのだとか。私はまだ強めの圧力をかけることはできていない。息の圧力が変わることで出る音に倍音の響きが入ってくると言う。そのときどきで音色を変えることができるようにするとだいぶ演奏の幅が広がるらしい。つまり息の圧力を変えることができるようになればいろいろ使い分けができるようになるのだと言うが、まだそれを求められる状況にはないような気がする。それって究極の目標のような気がするが…。

さて今日のレッスンはアルテスの13課をのろのろ。前回のレッスン当日に復習した成果があったか課題はほぼクリア。ただしどうしても一つだけ私が吹いていて納得できないものがあってそれだけ来週に持ち越した。確かに吹けるようにはなっていた、けど二度吹いて同じ場所で「あれ?これでいいんだっけ??」と一瞬身構えた場所があったのだ。何度吹いても間違うのでその場所だけ取り出して何度も何度も練習をした場所。そうして吹いても迷うと言うことはおそらくものになってないな、と判断したのだ。家に帰って吹いてみたらやっぱり間違った…宿題にしておいてよかった。

「ふるさと」は相変わらずアレンジ部分を間違えてばかりいた。苦手な高音にあやふやな指づかい、複雑なスラーとリズム。頭ではわかっていてもフルートで音が出せない。この場所だけ繰り返して練習するしかないかな。

日本の歌を吹くようになって何が一番大変かと言えば、単旋律を歌うように吹くことだ。前にも書いたが簡単で誰にでもわかるメロディーを、おかしな場所で息継ぎすることなくきれいに吹くというのはかなり難しい。レッスンで先生に教わる以外にも自分でどう演奏するのか研究する必要はあるな、と思った私はのもう一つ日本の歌が入った曲集『コンサートで吹く「日本の名曲」』を購入した。カラオケ伴奏のCDがついた曲集。模範演奏のCDも入っていたのでとりあえず聴いてみる…あ、やはり外国の演奏曲とは何かが違う…。

吹き方をそのまま真似することはないにしても、息継ぎの場所、吹き方、曲に必要とされる音質など参考になる点がたくさんあった。一番最初に入っていたのが「早春賦」。これからの時期にぴったりの曲だ。

教則本と今吹いている曲の復習のあと、カラオケCDに合わせて初見演奏してみた。アレンジが比較的易しいのでそんなにずっこけたりはしなかったが、やはり難しい。流れにのってめいいっぱい息が続く限り吹いてしまうと歌が途切れてしまったり、うっかりスラーを無視して吹いてしまいおかしな場所で息継ぎが入ってしまい、歌詞を考えると「こりゃまずいわな…。」と思ったり。

その後別の曲集(31曲選など)から何曲か試しに吹いてみたら、思った以上にすらすら吹けてしまいびっくりした私だった…日本歌曲の方が簡単なはずなのになせだ?

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フルート」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

苦手な音や、フレーズの前ってどうしても身構えてしまうものですよね。もうこれはどうしようもない事なのかもしれませんが、頑張ってそういう部分を減らしていけたら良いなぁと思っています。

音色については、自分にとっては一生の課題かもしれません^^;。特に新しいフルートになって、この楽器の最高の音色を見つけるには、かなりの年月がかかるだろうと覚悟しています。

タピアンさんは日本の曲に挑戦中なのですね。西洋の曲と違う難しさがあるようですね。歌うように吹く…日本の曲に限らず、よく言われることですけれど、これって難しいことだと思いませんか?「メロディーに身を任せると言う事なのか?音符の一つ一つを歌詞の意味を持った言葉のように思いながら吹くって事なのか?」と、自分でもいろいろ考えてはみますが、なかなか「歌う」と言う事の意味がわからないでいます。

う~ん、本当に奥深い世界ですよねぇ~(^^)。そんな世界に足を踏み込んでしまい、もう後戻りできなくなってしまいました~^^;。タピアンさんもそんな感じでしょうか??とにかく、お互い頑張りましょうね!!

投稿: はるな | 2008年2月 3日 (日) 11時19分

はるなさん、こんにちは。
はるなさんでもやはり苦手な部分を前に身構えてしまうんですね。
いまだに高音F♯が出てくるフレーズ、高音が入るアルペジオを前に身構えて大失敗を続ける私です。精神面でも強くなる訓練が必要なのかもしれないなあとふと思ったりしますよね。
音色はフルートを吹いている以上きっとはるなさんにとっても、私にとっても、他の方にとっても一生の課題になると思うのです。先生ですら「私にとっても同じ」とおっしゃっていたので…その過程を楽しんでいくしかないなと思っています。
二週間で新しいフルートで音が出せるようになっているとなると、おそらく良い音の出るポイントに到達するのはそれほど時間はかからないのではないかと思いますよ。実は私は切り替えて二週間では音が出ませんでした…。

歌うように吹くっていうのも「メロディーの流れ」か「歌詞のように意味を持った言葉として」なのか私も実はよくわかっていません。歌詞のない曲だとメロディー中心にしがちですが、その曲がどういう曲なのかで全く話が違ってくることもあり、時には解釈論にまで発展するので難しいです。歌詞があるからと言ってその通り吹くと「え?」ということもあるし…。ここまで行ってしまうともう後戻りはできないかな、と私も最近は思い始めています。ピアノと同じようにとりあえず5年は続けて吹いてみようと思っていたりする私です。何となくですが5年では済まない様な気が今からしていますが…。

投稿: タピアン | 2008年2月 3日 (日) 12時19分

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