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おせち料理

本日5つ目の記事となってしまったのにびっくりな私。

おせち料理は元旦と3日に夫、私それぞれの実家で食べた。私の家ではおせち料理は作らない。昨年購入はしたものの私しか料理を食べなかった…。それゆえお正月はお雑煮のみ作るのだった。

でも、全くおせち料理が作れないわけではない。私が最初に作った、いや作らされた料理はおせち料理だったと言ってもいいくらいなのだ。

大学1年生の頃だった。12月中旬に冬休みに入ってから家事一つせず惰眠をむさぼるか教習所に通うかしかしていなかった私に母は一言。「あんた、いい加減にしなさい!今年はおせち料理の一つくらい作りなさい!!」

「何考えてんだ…。」と私は思った。「普段から料理なんぞしていない私がそんなもん作れるわけないだろうが。あ~めんどくせ~。」と言うと母は激怒!「12月30日から大晦日まで台所に立ちなさい!!私が教えるから!!!」

「まじかよ。」と思いつつイヤイヤながら台所へ。料理をたくさん作る分お皿やボウル、ザルなど洗い物がたくさん出るので「洗い物だけやってればいいや。」と思っていたのが甘かった…。「洗い物なんか出た時すればいいでしょ。あんたは包丁すらまともに使えないんだから今回きちんと使えるようにしなさい!」と母からカミナリ。結局野菜を切ったり味付けを習ったり…私はこの時までガスコンロの点火すらできず、包丁もまともに使えないといった困ったちゃん状態だった。しかし、母親のおかげかこの年の大晦日には包丁を持っても困らなくなり、ガスの点火も怖くも何ともなくなったのだ。

不思議なことにこの年からおせち料理を食べるのが平気になっていった。実は私はおせち料理が苦手だったのだ。普段の味付けとは違う料理に戸惑っていたと言うのもあったが、作り方を教わってから見方が変わったのかもしれない。

次の年も、その次の年も、またその次の年もおせち料理だけは母といっしょに作った。もうその時は野菜を切るのも煮物を作るのも面倒ではなくなっていたし、おせち料理を作るのが楽しみになった。大学4年生の頃にはおせち料理の作り方なんて本まで購入し、私オリジナルの味付けのおせち料理も並ぶようになった。

その後社会人になり急激に忙しくなったおかげで、年末全て台所に立つわけにはいかなくなったものの、やはりおせち料理を作る時だけは台所に顔を出していた私だった。お手伝いだったり、お手伝いと言う名目のつまみ食いだったり、ただの洗い物要員だったりその時々で立場は変わったが、おもしろいので顔を出していたというのが事実だったりする。

家を出て自分で料理を作るようになってから、おせち料理を教わっておいてよかったと思ったのだった。おせち料理を作ることで料理の基本的な事が多少わかるようになっていたからだと思う。独立した初日からいきなり自炊したものの、料理が作れなくてその後困るということはなかったような気がする。この点では母に感謝していたりする。

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コメント

こんばんは。
おせち料理、今回のお正月はチャレンジしてみたかったのですが、年末まで仕事が立て込んでしまい、結局作ることができませんでした。そんなことを言い訳にしていたら何もできないのですが~。
タピアンさんがお料理を色々とされているのも、おせち料理が出発点なのですね。
それにしてもお母さん、厳しいっ!! 職人顔負けですね!?
おせちができれば、もう、日本料理の基本がバッチリですよね♪
ボクも今年の暮れにはチャレンジしようかと今だけは思っておくことにします。

投稿: エンジェル | 2008年1月 5日 (土) 01時06分

あけましておめでとうございます。
おせち料理、作れるんですねぇ〜〜尊敬です。
私はきちんと作った事ないです・・・(^^;)
これからの課題です (><)

ごろにゃんちゃんも少しずつ元気になってよかったです。
ステキな1年になりますように・・。

今年もよろしくお願いいたします。

投稿: pirobi | 2008年1月 5日 (土) 01時25分

♪エンジェルさん、こんにちは。
年末年始、おせちにチャレンジしてみたかったという気持ちはわかります。今までの料理での腕前を披露するチャンスですものね。しかし…あれは買い物から始めたら一日じゃとても無理でしたね。
母の怒りは今となってはわからなくもないです。冬休み、しかも年末の忙しい中一日中惰眠をむさぼられていては腹が立つのも当たり前です。しかも他の家の娘さんはきちんと台所に立っているのにうちの娘ときたら…と思っていたに違いありません。だからといっておせち料理作らせようというのはどうかとも思いました、当時は。
おせち料理には確かに日本料理の基本が全部盛り込まれていると聞いたことあります。今となっては本当に感謝です。
エンジェルさんのおせち料理、今から楽しみにしてようと思います。

♪pirobiさん、こんにちは。今年もよろしくお願いします。
私も最初からきちんと作れるかと言えば今は疑問です。数年作ってませんので。しかも味付けを覚えてないので本を見ないと多分作れません。何品かまともにできればいいのではないかとふと思います。
ごろにゃん、今は元の悪猫に戻り、さらに悪さがバージョンアップ!あちこちで爪とぎをしてまわっています…。

投稿: タピアン | 2008年1月 5日 (土) 10時40分

あけましておめでとうございます!

>おせちが苦手だった。。
分かります!

やけに甘くて、おかずにもならない。
ひとつひとつに意味があるにしても
大して美味しくないからムリに流し込む感じ。。
タピアンさんのように私流の味付け、いいですね。

今年もヨロシクお願いします!

投稿: 寝起きのパンダ | 2008年1月 6日 (日) 11時31分

寝起きのパンダさん、こんばんは。
今年もよろしくお願いします。
おせち…子供の頃唯一食べられたのが栗きんとんのみ…。他はもう泣きながら食べていました。お雑煮がなかったら三が日は本当に地獄でしたが、今となってはウソみたいです。
大人になって初めておいしいと思えるようになったものって、私の場合好き嫌いが多かったので他にもいろいろありましたが、特におせちはその代表とも言えるものでした。
私流の味付けといっても、かずのこのしょうゆ漬けに豆板醤を入れてしまっただけとか、ごまめに入れてしまったり、醤油卵を紅茶卵にしてしまったくらいです。若い人にはウケましたが…。やはり伝統のものは伝統の味付けの方がいいかもしれません。

投稿: タピアン | 2008年1月 6日 (日) 21時39分

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