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先週のお話

先週末の3日、フルートの先生の演奏会があった。いっしょに習っている職場の友人と聴きに行って来たのだった。

先生の演奏会は学生時代を過ごした横浜方面での事が多い。しかし夜横浜まで行くとなると帰りがとんでもないことになってしまう。そのため申し訳ないと思いつつ顔をなかなか出せないでいる。先生も状況を知っているのでチラシは置いてあるものの、レッスン時に積極的には勧めない、そういう人なのだ。

今回は埼玉での演奏会ということもあり、夜ではあったがお出かけした。喫茶店を貸し切りにしてのミニコンサートだ。発表会でごいっしょしたクラスの先生と、伴奏を弾いてくださった先生との三人でのコンサート。生徒さんが何人か来る程度かなと思っていたら、見知らぬ年配の人たちがたくさん来た。どうやらこの店の常連さんやら地元の方らしい。あっという間に小さな会場は満員になってしまった。

お茶とケーキが出されのんびりと演奏を楽しめる。大きなホールで聴くのとはまた違ったほのぼのとしたコンサート。聴く人との距離が近い上お客さんも身近な人ばかり。普段は話すのを苦手としている先生もお客さんに対してきちんと話をする。それに対してお客さんからもいい反応が。こういうコンサートもいいなあと思った私だった。

フルートのそれぞれの先生のソロ、デュエット、ピアノの先生の伴奏。フルートって本当に優しい音がするんだなあと実感した。私にはまだこの音は出せてない、出すための努力も足りないなあなどと思いつつ演奏を聴いていた。

この日はフルートの二人が主役だったのだが、ピアノの先生も一人で演奏をした。この先生のピアノ、私は実は大好き。

先生はあまり一人でピアノを弾く機会がなく、ほとんど合唱の伴奏、オーケストラの伴奏など伴奏中心の仕事をしているようだ。でもこの先生に伴奏をしてもらうと不思議なことに演奏がとてもしやすいのだ。昨年の発表会ではソロのとき伴奏を聴いている余裕などなくめちゃくちゃに演奏をしていたが、今年の発表会ではピアノの伴奏の動きを聴きながら演奏できたのだ。下手なフルートでもピアノと響きが合った時に「え~こんな風になるんだ、この曲。」と思ったことも何度か。

その先生のピアノ独奏を聴けたのがうれしかった。思っていた以上に繊細な演奏をするなあとは思ったが、聴いていてすごく心地よいのだ。自分の表現を主張し過ぎず、だからといってメリハリがないわけではなく、本当に音がきれいだなあと思う演奏。

私自身が多分あまり強い自己主張の音楽を好まないためだろう。そう思うといろんな点で見えてきたものがある。私が選んだフルート、私が好きな曲、いつか演奏できたらいいなと思っている曲、音楽をやっている中で自分がやりたいこと、全てに共通しているものがあるなあと・・・。

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