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毎年の恒例行事

先週土曜日、飼い猫ごろにゃんをワクチン接種に連れて行った。

ごろにゃんももう6歳になった。来年の春になれば7歳である。立派な中年猫だ。

今年の年末に隣町のマンションへの転居を控えている。次のマンションもペットの飼育は可能だが、管理規約は今住んでいる所よりかなり厳しく、毎年のワクチン接種が義務付けられ必ず証明書を添付するとか、完全室内飼いが原則となっていたりする。ただ今までどおり普通に室内飼いしている分には私の場合は何の問題もなかったりするのだ。当然の事ながらごろにゃんは新居へいっしょに移動する事になる。

今年は10月初めに予防接種をする予定だったが、転居の手続きやごろにゃんの風邪が重なり遅れてのワクチン接種となってしまった。

ケージバッグに入れる段階でごろにゃんは大騒ぎだった。そのままではバッグに入ってくれないので大好物の猫缶でつり、無理やりケージバッグに詰めてしまった。ごろにゃんは怒って「にゃあ!」などと鳴いていた。ごろにゃんを詰めたケージバッグを自転車後部にくくりつけて獣医さんへ。

ごろにゃんはケージバッグの中でぶるぶる震えていた。獣医さんに着いてからも待合室がいっぱいで中に入れないため外で待っていたがぶるぶる震えて固まっている。気を紛らわすために外へ顔を向けさせたが震えがいっそう激しくなった。何だかおかしいなと様子を見るとどうやら車のエンジン音でおびえている様子。道路側と反対方向に顔を向けると震えはピタリと止まった。小さい頃車にはねられた記憶がまだあるのだろうか、ふとそう思った。

順番が来てごろにゃんを診察台へ。ところがケージバッグを開けてもごろにゃんは出てこない。必死に「出ないんだい」と爪を立ててしまっている。バッグを逆さにすると落ちてきた。

先生はごろにゃんを見て大笑い。「あら、こでぶちゃんになってますね。」体重は4.9kg。かろうじて5kgは切ったが・・・。既に中年猫になっていることもあり健康診断もお願いしたいと話したが、先生は少し見るなり「この状態だと今年は問題ないと思いますよ。」と笑う。心臓音にも異常はなく、毛づやもすごく良いため特別には何もすることはないだろうと言うのだった。ちょっとおデブなのが玉にキズだが・・・。8歳を過ぎると毎年健康診断が必要という目安になるとか。今の状況を見ると小さい頃病気を繰り返し、毎月のように獣医さんへかかっていたのがウソのようだ。

ワクチン接種時ごろにゃんはめずらしく暴れた。注射を刺された段階で動いて怒り「フーッ」と威嚇行動し針がはずれるアクシデント。今までこんな事は全くなかったのだが・・・。顔にタオルをかけた上私につかまれて体が浮いたままでおしりへのワクチン接種やり直しとなった。しかしかなり怒って興奮したためか二本目のアレルギー止めの注射を刺されたのには全く気がつかなかったようす・・・。

注射が終わると誰も入っていいと言ってもいないのにごろにゃんはそそくさとケージバッグに入っていった・・・。帰り道では外の風景に興味を示して伸び上がったり、興味津々の丸い目できょろきょろ・・・。昨年もそうだったなあと思いながら見ていた。

さすがにワクチン接種後一日くらいはだるそうにしていたごろにゃんだったが、今までと違いなぜかえさだけはしっかり食べていた・・・。回復は思った以上に早く、日曜日には普通の悪い猫に戻ってしまい、いたずら全開だった・・・。

ごろにゃんを保護したのは2001年9月下旬。ワクチン接種は10月の恒例行事となった。ごろにゃんも年数が過ぎて少しずつ落ち着いてきて、人間二人との生活にもすっかり慣れた。それはうれしいことなのだが、それと同時にほんの少しだけだがふとしたところで「老い」の気配を感じる時があったりする。まだ6歳という年齢ではあるものの、人間に例えれば「中年」。働き盛りであると同時に健康状態を注意する事態が発生する時期でもある。

できる限り長い年数この恒例行事が続いてほしいものだと最近はふと思う。

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