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あっけない発表会

本日の発表会は14時半に開演、16時半過ぎに終演だった。昨年はほぼ一日拘束されたが、今年はお昼過ぎからほぼ半日だけ。あっけなく終わってしまった。

昨日の夜フォーマルドレスと靴ををガーメントバッグに詰め込み、今朝楽譜やスケジュール、貴重品をさらにガーメントバッグに詰め込んで出かけた私だった。今年着たのはブルーのアンダードレスの上に紺のシフォン風のオーバードレスといったロングドレス。オーバードレスには細かい銀のラメが散らしてあり一見するとプラネタリウム…オーバードレスと同じ布でショールがついている、そんな感じだ。こんな服着てずいぶん気合は入っていると思われるかな?と思ったが、普段そんな服着ないんだからこのくらいいいじゃ~ん、などと開き直った。体型が変化してしまっているため、結婚式の時に着た補正着を引っ張り出しおなかを思いっきりしめていた。結果的にはかえってこれがよかったようだ。

12時50分頃会場に集合だったが、着替えもありお昼も食べ終わってなければいけないので少し早めに家を出た。しかし…会場の最寄り駅は何にもないところなので食事を取る場所すらない。仕方なく駅前のお弁当屋さんに入ったらちらし寿司が。ちらし寿司ならちょうどいいのでお茶と寿司を買って会場へ向かい、ロビーで食べていた。

お弁当を食べているとちらほら見知った顔が。時間より少し前に私の先生が教えている生徒さんは全員到着していた。会場準備までは着替えないでいようと思っていたのだが、スケジュールは押せ押せ。すぐドレスに着替えた。会場準備のあと、アンサンブルだけリハーサル。その後少し音出し。一週間ほとんど練習できなかった割にはしっかり音が出ているような感じがした。前日夕方吹いた時の楽器の唄口の位置がとてもよかったため印をつけておいたのだが、今日もその位置で吹くと楽に吹ける。おなかもしめていたのが幸いしたのかいつもよりしっかり腹式呼吸ができているような気がする。そうこうしているうちに開演のブザーが。

私の先生が教えている人から順番がまわってくる。他の人の演奏をゆっくり楽しむ間もなく舞台のそでへあがることになった。緊張の度合いが増していた私は舞台のそでで伸びをしたり屈伸をしたりしていたのだが、これは客席から見えていたそうだ…はずかしい。

さて、私は5番目の演奏順。私の後ろには上手な人が続く。何を言われようともうどうでもいい、とにかく演奏中に咳が出なければどうでもいい、そのつもりで舞台の真ん中へ向かった。今日はめずらしく笑顔で舞台に向かえた。昨年と違って今年はリハーサルもなく他人の演奏も聴かずに済んだため「上手に吹こう」などという気負いもなし。私にとっては一発勝負でよかったようだ。

ピアノとの音合わせは、めずらしい事に私の音が低くちょっと手間取ったが、何とか合わせていった。曲はフォーレの「子守唄」。

最初からそれなりに音は出ていたが、手がふるえ息もビブラートならぬビビラート状態。相変わらず立ち上がりの悪さはすごいものの、立て直すのは思った以上に早くできた。後は走らないようゆったり吹いていくのみ。途中で音がかすれたり、あり得ない指づかいになってしまったり、キーを押す指が滑ってしまったりと小さなアクシデントは続くものの、何とか吹き続けていることはできた。一番苦手な最高音の部分では音が出ないという悔しいミスがあったが、最後のレッスンで無理やり出していたその他の高音部分が思ったよりしっかり吹けたのがわかり、安心したのか後半は自分のペースで吹けるようになっていった。

吹き終わったときは笑顔だったと思う。今までのレッスンでもここまで思ったように吹けたことがなかったのだから本当にびっくりした。間違いもミスも細かい点をあげればきりがないが、少なくとも昨年よりは確実に吹けたと思ったし、演奏を楽しむことができた。

ソロの後は「オーラ・リー」と「ふるさと」のフルート四重奏のアンサンブル。これは本当に楽しく吹けた。来年は生徒の誰かとアンサンブルと言うこともあるかもしれないそうだ。そして最後は発表会出場者全員で「エーデルワイス」を演奏。このときも希望して下のパートを吹かせてもらったが、とても楽しく演奏できた。ただ休憩時間がなかったこともあり、終わってみると「あれれ?」と思うくらいあっけない発表会だった。先生をはじめ、昨年今年と伴奏をつけてくださった先生、さらに同じ教室のメンバーには本当にありがとう、である。そして聴きにきてくれた夫と母親にもありがとう、である。

発表会が終わった後ふと感じたことがある。どの人も皆曲の最初の部分の演奏が少し崩れている。これは仕方ないのかもしれない。ここでの崩れが少なかった、または短い時間だった人ほど上手であるということだ。

発表会が終わった後、比較的客観的に意見を言う夫に感想を聞いてみた。夫は「昨年に比べたら雲泥の差の出来だよ。まず違うのは、フルートを吹いているって事。去年はフルートを吹いているんじゃなくて吹かされているという感じだったよ。音についてはしっかりした音が出てたし、家での練習で聞いているのとは全然違ってた。ただ最初の方はだいぶ音がふるえていたり、指が滑ってるのがわかったし、高音でかすれが時々聞こえたよ。それと息継ぎだけど、ちょっと息を吸う音が大きいような気がする。音はしっかりしていてよかったんだけど、息継ぎはもう少し小さくてもいいように思うよ。」

伸ばすところを八分目くらいにして息継ぎすれば、大き過ぎる息継ぎにはならなかったのだが、やはり演奏をしていてそこまで頭が回らなかったので伸ばすところをめいいっぱい伸ばしてしまった結果がこれだった。

「演奏した後直す課題がないというのも困るでしょうが。」と夫は言うが、今後の課題は先生のように音は出るが息継ぎは小さく、という吹き方を覚えることと、出にくい高音をスパッと出せるようにすることだろうな、と思った私だった。

後日できあがった演奏の様子を見て客観的に反省会をしたいと思う・・・。何せ自分では客席で聴こえる演奏を聴く事はできないのだから。

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コメント

ご無沙汰しておりました!

しばらくの間に山あり谷ありで大変だったのですね!?でも体調不良を乗り越えて発表会を楽しまれたようで何よりです!お疲れさまでした!
緊張や準備やいろんなことがあってもやっぱり本番を迎えるのっていいですよね?
本番を終えられた今が一番次への意欲が旺盛なのではないですか?(piccoloはいつもそうです・・・)
まずは体をゆっくり休めて体調を整えてくださいね!

投稿: piccolo | 2007年10月15日 (月) 06時42分

こんにちは。

発表会、お疲れ様でした~!
楽しんで演奏できたようで、何よりです。

だんな様もいろいろと感想をおっしゃってくれるのがいいですね。
今後の演奏に生かして、さらにレベルアップされることでしょうね。

ドレスも素敵そうですね~☆彡一度見てみたいです。

緊張が解けて風邪が悪化なんてことのないように、
身体の方もお大事にしてくださいね(^^)

投稿: はるな | 2007年10月15日 (月) 18時32分

♪piccoloさん、こんばんは。
ごぶさたしております。フルートからしばらくの間離れていらしたのですね。再開とは何よりです。
本番を終えた直後が確かに次への意欲が旺盛かもしれません。昨年も確か本番を終えてしばらくした頃に来年の目標など図々しくのたまっておりましたので。そのうちの一つ、フォーレの子守唄を本当に吹くことができたのがすごくうれしいです。
とりあえず今日はあらかじめ休みが入っていたので、転居に伴う手続きの後のんびり過ごしておりました。おかげで咳がだいぶおさまりました。ありがとうございました。

♪はるなさん、こんばんは。
上手かと言われると???な点はかなり残りますが、ある程度吹きたいように曲を吹けたこと、強く吹いたつもりはないのに音がかなり大きく出ていたとのことでよしとしようかと自分に甘いタピアンでした。
夫の指摘はかなり厳しいものですが、逆に贔屓目で見ない分しっかり弱点をついてきています。必要以上に大きなブレスは演奏を壊すこともあるので、呼吸法から見直しです。
ドレスは…もう結婚式お呼ばれもないため、こんな機会でないと着られないようなものです…^^;
とりあえず今日がお休みだったので咳は少し落ち着きました。ありがとうございます。

投稿: タピアン | 2007年10月15日 (月) 21時56分

タピアンさん

発表会お疲れ様でした。
フォーレの子守歌・・素敵な曲で、私も大好きです。

ご主人さま・・ いろいろ感想を言ってくださって
お優しそうですね。

私も 来年は(もし出れたらですが)好きな曲を吹きたいです。

投稿: のこ | 2007年10月17日 (水) 07時53分

♪のこさん、こんばんは。
フォーレの子守唄については、音楽を知っている方なら皆聴いたことがあるようです。確かに素敵な曲ですが、これをきちんと吹けていたかというと…。
夫は素人ですが、きちんと弱点をついてくるアドバイスが多く結構キツいことも言ったりします。ダメ出しも厳しいんです^^;
好きな曲を吹けるというのはだいぶ気持ちの上で違う部分があると思います。のこさんも来年の発表会では大好きな曲を吹いてほしいなあと思います。私も来年出ることができるならやはり自分が吹きたいと思う曲を先生に言うと思います(それ以前にレベルが到達してなくちゃ無理ですが^^;)。

投稿: タピアン | 2007年10月23日 (火) 19時31分

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