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春の歌

来月からフルートのレッスンで吹く「春の歌」はメンデルスゾーンの「無言歌」の中の一曲だったと思う。

この「春の歌」という曲を初めて聴いたのは小学生の時だった。ある程度ピアノが弾けるようになってきて楽しくなり、ピアノ曲のカセットテープを聴いていたときこの曲にめぐりあった。動きがそれなりにあるメロディとたくさんの装飾音、何というきれいな曲だろうと思ったが、弾くのは無理だろうと思っていた。

私の場合ピアノのレッスンについてはほとんどツェルニーやソナチネ、ソナタ、バッハのインベンション&シンフォニアだったりした。演奏会用の曲は発表会の時しか弾かなかったのだ。しかし高校生になってしばらくした頃、当時の先生に「これからはレッスンで今まで弾いたことのなかった演奏曲も弾かせてほしい。」と頼んでみたのだ。先生は「そうね。今まで本当に基本になることばかりだったからこれからはピアノを楽しんで弾いてもらうようにしようかな。」と私の希望をかなえてくれた。それからは演奏曲も楽しめるようになったのだった(もちろん練習曲は継続して弾いていたが)。

演奏曲としてショパンのワルツ集とメンデルスゾーンの無言歌集あたりなら楽しく弾けるだろうということになり、この2つの曲集からは何曲も弾いた。この時の先生はあまり技術的なことでは注意はしない先生だったが、変な弾き方をしたり感情がこもっていなかったりすると「何それ?」と容赦なく笑うのだった。だからといって曲想についても間違った解釈をしない限り注意はしない。それをいいことに好き勝手な表現で曲を演奏していたのだった。

春の歌もこの頃習った曲だが、弾いてみたら楽譜のわりにはやさしく弾けてしまった。

この曲は当時楽しんで弾いていた記憶があるが、いったい何をイメージして弾いていただろうと思い返してみた。春の暖かい日差し、やさしい風、虫の羽音、花の香り、突然ぶり返す冬、曇り空、鳥の声・・・あらま、いろいろイメージできるじゃない^^

・・・ということで今週末からひさしぶりにピアノを弾いてみようと思っていたりする。一度暗譜までして弾いた曲だと少し練習すればだいたいはすぐ元通り弾けるはずなので、得意なピアノで先にイメージ作りしてみようかと思っている。

ちなみに先週末フルートで練習してみたが、スラーがおかしなところについたり息が続かなかったり、間違えたらもう立て直しができず、最後まで曲を吹き通せなかったのだった・・・これではイメージも何もあったものじゃない^^;

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フルート」カテゴリの記事

コメント

私はタピアンさんと逆でフルートでは吹けてもピアノだと???と言う感じです。

なかなか上手くいかないものですねぇ。

今はあまりピアノは弾かれないのですか?
piccoloも早く上達したいです・・・

投稿: piccolo | 2007年2月 1日 (木) 08時09分

こんにちは。

タピアンさんはピアノを弾かれるのですね。いいなぁ。ピアノは私は全然ダメなんで、ピアノを弾く人には憧れます。

「春の歌」は今度、フルートで吹く曲でしたよね。ピアノで弾いていた頃から、時を経て、新たに湧いてきたイメージなんかも合わさって、とてもステキな「春の歌」になりそうですね。頑張ってください!!

投稿: はるな | 2007年2月 2日 (金) 23時44分

こんにちは♪

私も中学までピアノ習ってました。
ツェルニー、ソナチネ、バッハインベンション懐かしい(^^)
あとブルグミュラーというのもやりました。
ベートーベンの途中あたりで、ピアノ教室はやめてしまったのですけど。
発表会で弾く曲はいつも「○○の0p315番」みたいな曲だったので、
「エリーゼのために、とかそういう名の知れた曲を弾きたい!」と
いつも思っていたものでした(笑)
もうだいぶ長いことピアノに触っていないので、
頭の中の(弾けた頃の)イメージに、実際の自分が
ついて行けないだろうなぁ。。。

投稿: るーさん | 2007年2月 3日 (土) 12時44分

♪その後ピアノ弾いてみました。指が動かず一時間くらいゆ~っくり練習しているうち、やっと元通りに弾けるようになりました、春の歌。
大人になって右手薬指を折るケガをし、その後遺症なのかこの指だけいまだにあまり感覚がない状態なのですが、この指のカバーもかろうじてできるようになりました。

♪piccoloさん、こんにちは。
私は6歳の頃ピアノを始め、大学3年までのんびりピアノを習っていました。この間二回あった受験の時も休む事なく習い続けていたのですから自分でもすごいなあと思います。しかし演奏曲はほんのわずかしか習っていないので、「エリーゼのために」などの有名な曲もほとんど独学です…。「春の歌」は楽譜を見たときまず独学は無理だろうと思って先生に頼んで教えてもらいました。でも表現は好き勝手やってます。小さい頃から習っているから手は勝手に動いてしまうんですね。
piccoloさんの場合フルートがまさに私のピアノと同じ状態なんだろうと思います。特別な意識をしなくても吹けるんでしょうね。いいなあ。私はpiccoloさんと逆で早くフルート上達したいです^^

♪はるなさん、こんばんは。
コメント冒頭で書いたようにピアノを弾いてみたらもう最初は笑うしかない状態…。
ピアノでは思ったように表現できることがやはりフルートではうまくいかないんですね。多分そこが技術の限界部分なのだろうと思います。まだ楽譜を追いかけている段階なので音楽表現どころではない、と言った感じです。ただそれは練習でカバーしていこうかと…ということでまたピアノで春の歌を弾いている私です。ピアノで弾いていたら不思議と新しい発見があって、フルートにそれを生かしていけそうな気がしてきました。この曲は楽しく吹けそうです。

♪るーさん、こんにちは。
あ、こちらにも同じような習い方をしている人がいた、とうれしくなりました。私も15年習ったうち4人の先生につきましたが、4人とも全員基礎重視の先生でツェルニー、ソナチネ、インベンション、ソナタ…4人目の先生が途中でやっと発表会に演奏曲を弾かせてくれるようになるまで発表会もOp×××というソナチネやソナタばっかりでした。しかも4人目の先生も発表会の曲は3ヶ月くらい前から練習すれば大丈夫よ^^と言って普段のレッスンは…。
「たまには演奏曲弾きたい!」って言ってみたら少しだけ曲を教えてくださいましたが、「簡単なのは自分で好きなように弾いてきていいわよ。間違いがあったところだけ教えますから^^」でした…。だから「エリーゼのために」も「乙女の祈り」も独学…春の歌は自分で弾けなそうだったのでめずらしく先生にしっかり教えてもらった曲の一つです。
長いことピアノにさわっていなくても、多分少しまとめて弾くと思った以上に弾けるのではないかと思います。ひさしぶりに弾いたら楽しかったです。私はピアノ好きなんでしょうね。

投稿: タピアン | 2007年2月 4日 (日) 11時50分

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