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きっかけは・・・

現在、私はフルートを二台持っています。一台は中学生の頃母に買ってもらった楽器、もう一台は三年ほど前に自分で購入した楽器です。

なぜ楽器を買ってもらったかというと・・・

中学生の頃ブラスバンド部に入部しフルートパートを希望したのですが、希望者が多数おり、一週間たっても頭部管で音が出せなかった私は別のパートへ移動するよう先生から言われてしまいました。結局ホルンパートへ変わった私ですが、どうしてもフルートパートへ行きたくて先生に相談しました。当時のフルートパートのメンバーは皆個人で楽器を持っていましたので、楽器をそろえて個人的に練習しておくのを条件に一年後のパート変更を認めてもらいました。

結局フルートを吹きたいという夢はかないませんでした・・・

ホルンパートを希望したわけではありませんでしたが、もともと人数が二年生一人、一年生三人ということもあり即戦力として期待され(?)いろいろ教えていただいた上に最初から楽器を持たされてどんどん曲を吹かせてもらうことができました。どんどんホルンが吹けるようになり楽しかったですが、フルートへの憧れは消えませんでした。

ところが、二年生になる直前にホルンパートの友人が転校することになってしまいました。彼女は次期パートリーダーのはずでした。その後一人転校してきた人が偶然ホルンを吹いていたということでホルンパートへ加わりましたが、その人は二年生でした。来年のメンバーは三年生二人、二年生二人・・・。三年生がいなくなったあとは二年生が二人・・・。

先生からは

    「ごめんね。来年のこと考えるとフルートパートへの移動は無理かも・・・。」

と言われる始末。さらに運が悪いことに私の担当していた楽器はB管、残りの三人はF管。私は一時期F管も吹いていたことがあったために先輩から

「どっちも吹けるのは私以外一人しかいないんだよね~。楽器移るなんて言わないよね~?どっちも吹ける人じゃないと後から入ってくる人に教えられないんだよね~。」

と毎日顔を合わせるたびに言われるはめに。フルートへ移るのは断念せざるを得ない状況になりました・・・。結局先輩の引退後、パートリーダーとなってしまったため三年間ホルン吹きを全うしました。

中学を終えて高校へ進学し、ブラスバンド部から勧誘が来ましたが

             「ホルン奏者として入部をお願いしたいです。」

とのことでした。さらに

           「フルートについては経験者しか受け入れしません。」

と言われてしまったこと、通学時間が一時間半ほどかかり、練習が毎日夜六時半までという状態では体が丈夫ではなかった私には無理、さらに少し背伸びして入った学校だったため勉強についていくのも大変、ということで私は他の部に入部してしまいました。フルートについては習おうかと思っていたのですが、近くに教室がなかったこと、バイトをしていなかったので月謝を自分で払えないこともあり、そのまま眠らせていました。

そのまま、フルートを吹きたいという気持ちは忙しさにかまけて忘れていました・・・が・・・

大学へ進学し、社会人になってからもフルートは眠ったままでした。しかし、ある日テレビでフルートの講座のような番組があり、それを見ていて「フルート吹きたい」と再度思うようになりました。どこかでせっかく買ってもらった楽器がもったいないという気持ちもあったのではないかと思います。早速楽器を出して吹いてみましたが、音がスカスカと出るばかりでした・・・。この時点で20年近く眠らせていたのですが、何だか変、よく見ると・・・

            「キーの高さが全然そろってないじゃん!」

なんと連動するはずのキーを押しても穴がふさがらない・・・。フルートがおかしくなっていたのでした。

驚いて楽器屋さんへフルートを持っていきました。

            「これ、オーバーホールが必要ですね・・・。」

とのことでした。その時点では買い替えするよりオーバーホールの方がはるかに負担が少なくて済む楽器だったこともあり早速オーバーホールに出しました。戻ってきた楽器はピカピカで、音もそれなりに出るようになっていました。

その頃偶然実家の近くにフルート教室の看板を発見しました。電話して聞いてみたところ、生徒の受け入れ可能とのお話だったのでレッスンを開始しました。それが今の先生との出会いでした。この先生は私の中学の後輩で、同じくブラスバンドで活躍していたとのこと、話がはずみそのままここでレッスンを続けることになりました。最初に先生からどのようにレッスンを進めてほしいと思っているかを聞かれました。「楽しく曲を吹けるようにしたいのか、それとも基礎からしっかり学習していきたいのかなど、思っていることを聞かせてください。」と。私はこう答えました。

           「基礎からしっかりやっていきたいのです。」

こうして私はアルテスを基本にレッスンを開始しました。しかしそう言ったことをまもなく後悔しました、アルテスの楽譜を購入して見た途端ですが・・・。

           「なんだこりゃ・・・。」

基礎練習がずらずら並んでいる・・・それが最初から最後まで。ピアノをやっていた私にとってはアルテスの楽譜の厚みは気になりませんでした。しかし基礎練習が大切とは言えどれほど退屈なものかはピアノでよくわかっていましたので、これは失敗したなと思いましたね。

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コメント

こんにちは。先日は私のブログにお越しいただきありがとうございました。

似ているというフルートを始めたきっかけ、そうですね、確かに似ていますね。
お互いブランクを置いてレッスンを始めた者同士、楽しくがんばりましょうね♪

追伸: 「アルテ」は確かに楽しさに欠けるかも…。
でも、イラストや文章がレトロなのが、私にはちょっとツボです^^;。

投稿: はるな | 2006年7月31日 (月) 10時56分

コメントありがとうございます。

ブランクをおいて、そのうえ大人になってから習い事を始めるとなると小さな頃に比べてかなりのエネルギーと努力を必要とするように思えます。同じような状況の方がいらっしゃるというのは私にも励みになります。お互いがんばっていきましょう(^^)

「アルテ」はかなり退屈な部分がありますが、後半に来ると少し曲らしくなってきますよね。私の先生は「普通の曲と同じと思ってなめらかに、さらにきれいな音で吹いてください。」と無理難題を言ってくれます(^^;)それが一番難しいなあと思いつつ楽しんでたりします。

投稿: タピアン | 2006年7月31日 (月) 21時38分

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